大会長挨拶
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日本小児歯科学会第42回九州地方会大会および総会 北九州市立八幡病院 歯科 大会長 渡辺幸嗣 |
日本小児歯科学会会員、九州地方会会員各位におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
第42回 日本小児歯科学会九州地方会大会および総会は、九州歯科大学講堂および講義室で開催いたします。大会長補佐を九州歯科大学健康増進学講座口腔機能発達学分野の森川和政教授、実行委員長を同分野の西田郁子講師が務めます。皆様どうぞ宜しくお願い申し上げます。
今大会のメインテーマは「みんなで子どもを見守ろう!-患児の抱え得る多様なニーズ-」です。少子高齢化、核家族化、共働き世帯の増加、新型コロナウィルス感染症による生活様式の変化等、現在、小児を取り巻く養育環境は大きく変化しています。また、医療の進歩により様々な先天性の異常や疾患をもつ患児の生命予後が著しく改善しています。その結果、小児歯科を訪れる患児や保護者が抱えるニーズは実に多様化しており、小児歯科専門医には患児や保護者らが抱える諸問題にきめ細かく対応していくことが求められております。医科に比べて歯科は受診の敷居が低く、特に痛いところがなくても定期的にフッ化物塗布のため来院する患児も大勢居ます。そのため、小児歯科専門医は、患児や保護者にとって身近な医療従事者のひとりであるという自負を持ち、包括的に子どもの成長発達をサポートする立場にあると考えられます。そのためには、現在の家族のありかた、子育ての現状、先天性の異常や疾患等について知り、そのうえで、医師、役所職員、学校教諭等関係各位との多職種連携のもと職務に当たる必要があります。本大会が、子どもを取り巻く現代日本社会の現状に思いを致し、小児歯科に携わるものとして、患児、患児の家族、地域社会に対してどのように貢献できるのかを考えるきっかけとなれば幸いです。
その他にも一般ポスター発表、ランチョンセミナー等を企画致しました。本大会が有意義なものとなるよう、スタッフ一同運営して参ります。何卒宜しくお願い申し上げます。


